熊本県と大分県では規模の大きな地震が相次ぎ、気象庁は警戒を呼びかけています。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りいたします。
今般の熊本地震で被災された皆さま、ご家族ならびに関係者の皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
一日も早い地震の収束と復興をお祈りしております。

KAWASAKI GPZ900R

KAWASAKI GPZ900R

1984 ZX900-A1 RED
1984 ZX900-A1 RED


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The Legend of Ninja

新世代水冷エンジンの誕生

1980年9月、全く新しい、高性能な次世代モーターサイクルを開発する決定が下されました。
それから約2年、Z1の登場からちょうど10年を経た1982年の終わり頃、モーターサイクル用としては世界初の4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンのプロトタイプができあがったのです。
新しいエンジンの排気量は908cm3。冷却効率をより高めるために、シリンダースリーブが直接冷却液に触れるウエットライナーシリンダーが採用され、従来は2-3番シリンダーの間に位置していたカムチェーンは、エンジンのコンパクト化と吸排気の効率を高めるために左端へ移動されました。このサイドカムチェーンレイアウトの採用は、横幅を押さえるためにシリンダー背面に設置されたジェネレーターとともに、「小さなエンジンを作る」という、エンジニアたちが長年にわたって追い求めてきた夢を実現する事になったのです。

すべてのパーツは「世界最速」の座のために

新型エンジンの開発と並行して、すべてのパーツは最高速域でも効果が発揮できるように作り込みが進められました。
独特な形状をしたダイヤモンドフレームも、大排気量の高性能モーターサイクルに採用する事は、カワサキとして初めての試みでした。さらに、オートマチック・バリアブル・ダンピング・システム(AVDS)を装備したφ38mmのフロントフォークと、リヤのボトムリンクユニトラックサスペンション、16インチのフロントタイヤと18インチのリヤタイヤなど、足回りのスペックも次第に固められてゆき、フェアリングについても徹底した考証が進められていきました。その結果、できあがった車体はGPZ900Rに、軽快な操縦性と優れた安定性、そして個性的なスタイリングをもたらしました。
さらに風洞実験も幾度となく繰り返され、デザインとともに空力特性も改善されて行きました。最終的なCD値は、驚異的とも言える 0.33を達成。908cm3のエンジンは85kW(115PS)を発生させ、最高速度は240km/h以上、0-400m加速は10.976秒という記録を生み出しました。Z1が世に出てから11年目。カワサキは最新のGPZ900Rにより、再び「世界最速」の座を手にする事になったのです。

Ninja見参

ほんの僅かな時をおいて、1983年のパリ・サロンでカワサキはGPZ900Rを公開し、世界中のモーターサイクルファンの注目を浴びました。同じ年の12月には、アメリカのラグナ・セカ・スピードウエイにおいてワールドプレスイントロダクションが開催され、その圧倒的な性能を、参加したメディア関係者すべてに印象付けたのです。
翌1984年1月、GPZ900Rは全世界で一斉に発売されました。北米仕様には「Ninja」というペットネームが与えられましたが、それはやがて、GPZ900Rを指す代名詞となっていきました。
GPZ900Rは多くの国で「ベストモーターサイクル・オブ・ザ・イヤー」を獲得しました。また、エンジンのボア×ストロークを70mm×48.6mmとし、排気量を748cm3としたGPZ750R(ZX750G)も1984年の春に発売され、900同様の人気を博しました。

(出典:kawasaki-motors.com)